しねしねみんなしね

虐待されて育った女が吐き出します

両親に虐待され、壊れてしまった私の人生 part1『息子は可愛いけど娘は嫌い』な母親編

 

私は関西の田舎に生まれた。

 

中卒でろくに仕事もしていない重度自己愛性パーソナリティ症の男と、

高卒発達障害女の間に長女として生まれた。(まさに親ガチャ大ハズレ)

 

経済力もない、自立もしていない、もちろん子育てできるような人間じゃないモノ同士が避妊せず妊娠出産。(こういう馬鹿に限って避妊しないのはお決まりか?知能は猿以下)

 

耳を塞ぎたくなるような罵詈雑言の毎日。(子供の前で金切声で泣き叫ぶ母、絶叫する父)

両親共に育児能力はない、母親は私が頭を打って泣いていても放置するような人間だし、

父親は家に帰ることなくギャンブル三昧。(子供と関わろうとしなかった父、そんな馬鹿男にしがみつく馬鹿女)

汚い家賃の低い団地に住み、お金は父の交際費やギャンブルに費やされた。(自殺者多発の団地、周りの環境も最悪だった)

 

 

 

 

 

劣悪な家庭環境だったのはいうまでもない。

 

私が生まれてから3年後に弟が生まれた。

両親や祖父母待望の長男である。

ここから私の生活はさらに酷なものとなっていった。

 

 

母親も父親も『男の子』が欲しかったそうだ。

私の性別が女だとわかった瞬間、父親は文句を垂れていたそう。

母親もずっと『息子』を強く希望していた。

 

そんな家庭に娘がいるとどうなるか、どういう扱いを受けることになるのか。

皆さんはご存知でしょうか?想像できますでしょうか?

 

 

 

まずは母親が私にしてきた数々の虐待を紹介します。

 

●娘にだけ食事を与えない(食べ物を制限する)

●話かけても無視(弟や父親との会話中心)

●娘息子が同じことをしても娘だけ怒鳴りつける

●殴る、暴力

●娘幼稚園児のころから基本放置(テレビを見ておとなしくしてろと言われ構ってもらえず育つ)

●お弁当箱に洗剤をつけたままご飯を入れる(何度注意しても私の弁当だけ洗剤味)

●学校で必要な文具さえも購入しない

●中学生のころから洋服も自費

●八つ当たり、暴言

●あからさまな兄弟差別

●父親からの虐待を見て見ぬ振りし、自身も別の角度から虐待

 

母親は弟を溺愛していた。

いつでも弟の話ばかり、なにもかも弟中心で、接し方はまるで異性に甘えるかのような姿。

それを見ては幼い頃から嫌悪感を感じていた。

 

 

弟が可愛くて仕方ないのと同時に、私のことは邪魔で仕方なかったんだろう。(話す時の態度の悪さや対応の違いが笑ってしまうくらい明白)

小学生になることには放置されるのが当たり前になった。(まだ子供なのにね)

 

 

弟が少年野球をし始めてさらに母親の『あからさまな兄弟差別』は加速。(ただでさえ酷かったのに更に悪化〜エグすぎ〜)

平日の放課後、毎週土日は家におらず弟の野球を見学。

保護者とのくだらない雑談に時間を費やす母。(悪口や噂話、マウント合戦、しょうもなさすぎるやろ!)

もちろん長期休暇もである。

 

 

私はその間『家でおとなしくしてろ、変なことすんなよ』と言われ、毎回1人でテレビを見て過ごしていた。

母と弟が帰宅しても野球の話ばかり。

父が帰宅しても野球の父兄の話、弟の友人の話が中心。(私の存在だけ見えてないのかってくらい輪に入れてもらえなかった、家庭内イジメ模範)

 

私が自分の話をしてもあからさまに興味ないですという反応を返され、

また弟の野球の話に戻る。

これが私の日常だった。(今でも鮮明に覚えてる、忘れたくても焼き付いてる)

 

 

母が私にかけてきた言葉なんて嫌味な内容ばかり。

家で遊んでいて声が少し大きくなると『うるさいな、欲求不満かよ』と鼻で笑われ、

好きな漫画やアニメを見ていると『気持ち悪い』と言われた。(キモいのお前やろ)

外で買い物をしている時は『近くをついて歩くな!!』と突然怒鳴られることもあった。

おもちゃ売り場で遊んでいたら、店に私だけ置いて帰られたこともあった。(今でもしっかりトラウマ)

兄弟2人で遊んでいるのに私だけ怒ら殴られた。(毎度がっつり差別)

 

 

私が買ってくれと頼んでも買ってくれなかったお菓子。

弟には二つ返事でOKしいくらでも買い与えていた、私の目の前で。

 

 

お菓子だけじゃない。

 

 

文具、部費、交際費、携帯代金、食事代、何から何まで弟には湯水のようにお金を渡す母。

 

私には百均の下敷き1枚すら買ってくれなかった。(百均で小学校で使う硬筆用の下敷きカゴに入れたら戻してこいって言われたのよ、学校で使うのにね、105円です)

 

 

 

母親に何度も弟との扱いの差に関して指摘したことはある。

今までのことで沢山傷ついている、もうやめてほしい、わかってほしい。

そうハッキリ伝えたし、何度も何度も話してきた。

 

しかし毎回シカトされるか逆ギレ。(こっちを見向きもしない)

こんな大人気ない、人としてどうかと言う態度に私は傷つき頭を抱えた。

何度も涙したし苦しんだ。

 

 

だが大人になってわかったことがある。

話が一切通じないというわけではない、もちろん私の説明の仕方が悪かったわけでもない。(ちゃんと日本語&落ち着いた口調です)

どうして理解してくれないのか?ずっと疑問に思っていたが、そもそも違う。

理解してるしてないなんて話じゃなかった。

 

 

 

『娘のことなんて心底どうでもいい』のである。

 

 

 

皆さんはどうでもいい相手の話を聞こうと思いますか?

どうでもいい、むしろ嫌いな相手のために自分の行いを反省し改めようなんて思いますか?

どうでもいい相手に寄り添おうなんて思いますか?

心底どうでもいい相手の必死の訴えに心を動かされますか?

 

 

さすがにどうでもいい相手でも、実際必死に何かを伝えてこられると少しは心が動くのではって思いますが。

 

 

まぁ要は、母親にとって私はどうでもよかったんです。

だから娘が何度も泣きながら真剣に話しても、

『うぜーめんどくせー無視しよ』か『文句あるなら出ていけ』になるってわけですね。

 

心底どうでもいいし、ひたすら面倒だっただけなんです。

 

 

 

 

娘がどんなに辛い思いをしてようが、

悲しんでようが、

苦しんでようが、

困ってようが、

悩んでようが、

必死に自分に訴えかけてこようが、

 

『どうでもいいから黙ってて』ってスタンスなんです。

 

どうでもいいんです。

母親とか大人とか、そんなん関係ないんです。

兄弟差別して虐待して、

そのことを本人に指摘されてもやめないんですよ。

むしろ悪化したりしますよ。

 

悪いことしてる自覚あるのか?何故わからないんだ?母親なのに?

 

そういう次元の話じゃない。(頭混乱しますよねー)

 

 

自覚してようがなかろうが、道徳的に、人間としてやってはいけないことを平気で、

しかも子供相手にするような人間が、そもそもまともに話聞けるわけないんですよね。(わかるなら虐待なんてしないでしょ)

 

そんな人間に道徳的にとか、人の気持ち考えろとか、悪意の有無とか、母親としてとか、もうそんなん通じないんですよ。

だって自分のことしか考えてないんですから。

 

シンプルに嫌いだし気に食わないから虐待するんです。

 

 

 

『息子は可愛いけど、娘は可愛くない』

 

 

 

 

答えはいつもシンプルなのだ。(キショイ現実〜)

 

 

 

 

 

これのことを理解してやっと、今まで疑問に思っていた母親の行動が理解できた。

 

目の前で父親に虐待さて泣き喚く娘を無視するのも、

露骨な兄弟差別も、

無視も、逆ギレも、何もかも、

母親なのに私を一切助けることなく、むしろ陰険な嫌がらせを繰り返してくるのは、

私のことが嫌いだからなんですよ。

 

 

 

母親は子供にこんな酷いことしない。

話せばわかってくれるはず。

なにか理由があるはずだ。

 

 

 

ずっとそう思っていました。

そう思わないと自分自身が壊れてしまいそうだったからかな?

目の前の現実が辛すぎて、そう思いたかっただけなのかもしれない。

 

 

でも目が覚めてよかった。

自分の母親がどれだけくだらないゴミクズなのかしっかり理解できた。

沢山時間がかかった、何年も何十年もかかった。

でも良かった。

 

 

あの頃の自分、よく頑張った。

えらかった。

なんとかしがみついて生きてた私。

もっと味方になってあげなくてごめんね。

もっと守ってあげられなくてごめんね。

疑ってごめんね。

あんたは少しも悪くない、被害者なのに、責めてしまってごめんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

血が繋がっているとか、相手が子供だからといって容赦ないんですよ。

たまにネットとかで『子供のことを嫌いな親なんて存在しない!どんな形であれみんな心の底では愛してるんだお!🥺』みたいな

吐き気の催す綺麗事を吹聴して気持ちよくなっている方もいますが。

 

実際虐待されて育った私からすると、

親はみんななんやかんや子供のこと愛してるなら、この世に虐待なんて存在しねーだろって話で。

実際我が子を手にかけるゴミみたいな親なんていくらでもいるんです。

そこに1ミリも愛なんてありません。

子供が死ぬまで殴るような親に、精神病になるまで子供を虐待するような親に『愛情』なんて1ミリもないんですよ。

 

もちろん更生なんてできません。

子供が大人になって逃げていくまで虐待し続けます。

そういう人たちなんですよね。

救い用がない、これが現実、リアルだと私は思います。

 

 

綺麗事を信じれる人たちはみんな、なんやかんや親に大切にされてきた側の人間なんでしょう。

 

『親が子供にそんなことするわけない!』って信じて疑う必要なんてなかったんだろうなと思います。

 

私はそういう風に育った人たちが羨ましい。

私も綺麗事を信じられる側でいたかった。

こんなグロテスクな現実を知りたくなかった、体験なんてさらさらしたくなかった。

 

 

 

 

 

 

 

皆さんのお母さんはどうですか?

あなたの話に真剣に耳を傾けてくれますか?

あなたと向き合ってくれますか?

あなたを大事にしてくれてますか?